Day 1:午後4時、在来線や新幹線で集まった仲間たちが合流し、合宿がスタートしました。夕食では彩り豊かな会席料理を囲み、3年生と4年生が自己紹介を行いました。4年生のスムーズな進行のおかげで、初めて全員が顔を合わせる場面も和やかに進みました。夕食後はいよいよ卒論中間報告会の第一セッションです。3人の4年生がそれぞれの研究を発表し、3年生が質問を投げかけながら議論を深めました。テーマは多岐にわたり、どれも興味を引くものでした。卒論の難しさと同時に、学問の奥行きを実感する時間になりました。
Day 2:朝食後、卒論報告会の第二セッションが行われ、さらに多彩な研究が発表されました。真剣な討論の時間は、熱海の空気を忘れるほど濃密でした。昼からは自由行動です。熱海駅周辺や熱海城を訪れる人、海で遊ぶ人、宿で語り合う人など、それぞれが思い思いに過ごしました。夕食は席替えをして、より親しい雰囲気で会話が弾みました。自由行動を通して打ち解けた仲間との食卓は、昨日よりも一層温かく感じられました。夜は海辺で花火を楽しんだあと、宿に戻ってから“勉強会”が始まりました。カードを使った論争や、真意を見抜く駆け引きなど、知的探究心(?)をフルに発揮する時間です。気がつけば深夜まで熱気は冷めやらず、丑三つ時に近づくころになってようやくお開きとなりました。
Day 3:最終日は3年生によるゼミを行いました。課題図書は佐藤卓己『大衆はどう国民化されたのか』(清水書院、2025)です。事前に読んできた論点や疑問点を出し合い、討論を重ねました。夏から秋へと移り変わるように、私たちも新学期への準備を実感する時間になりました。