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上智大学文学部史学科

sophia1942.exblog.jp
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2019年 12月 20日

中川ゼミ紹介(西洋古代史)


 中川ゼミには、西洋古代に興味を持つ学生が在籍しています。中川先生のご専門が古代ローマ史なので、ゼミ生にも当該地域、時代を専門に学びたいという学生が多いです。現時点では、帝政期のローマや、古代ローマの文化、古代ギリシアの社会に興味を持つ学生が在籍しています。
 ゼミの内容としては、春学期は西洋古代史の百科事典(英語)を題材とし、各々の興味のある項目を毎回取り上げて発表、議論を行いました。秋学期は題材をローマ・ブリテンに変更し、英語の史料集をもとにラテン語の碑文を訳したり、史料を辿って議論しています。
 このように、中川ゼミの特徴としてあげられるのは、英語を用いること、分野についてはギリシアやローマに特に絞られているということでしょう。また、大きな特徴でありかつ魅力の1つでもあるのは、極めて小規模なゼミであるということです。現在の在籍人数は5人と非常に少ないです。しかしゼミはいつも賑やかで、それぞれが発言できるアットホームな雰囲気が流れています。発言、研究の自由度も高いと言えます。さらなる魅力として、中川先生はとてもお優しく、学生側が感じたことや考えたことをとても言いやすい環境を作ってくださっている、という点が挙げられます。少人数のため、1人当たりの指導の時間や質は他のゼミに比べて相対的に高いことも想定され、実際たくさんの面談時間を設け、研究内容はもちろんのこと就活などの相談にも快く対応してくださいます。
 西洋古代史は、地域的、時代的にも史料を探すのが大変そうであったりとか、現代史の方が学ぶ意義があるのではないか、など、とっつきにくさを感じる方もいらっしゃるとは思いますが、そのような懸念があったとしても楽しく、自由に研究に取り組めるような環境が、中川ゼミには担保されていると言えるのではないかと思います。どのゼミに入ろうか迷われている方は、ぜひこの機会に古代史も検討されてみてはいかがでしょうか。

文責:中川ゼミ3年 徳永実希


by history-sophia | 2019-12-20 08:41 | 教員・学部ゼミ紹介


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