2013年 12月 11日
二上 真理子 〈2013年度版〉 【長井ゼミについて】 長井ゼミでは、西洋近世史近代史を研究対象としています。 先生の専門が近代フランス史のため、自然とフランス史が多くなりますが、時代全体を網羅的に学習しています。 特に、「論じる歴史」を身につけるため、歴史的論争の対象となるテーマについて著名な歴史家の著作を読み、皆で議論することを軸に据えています。自ら歴史学の論に触れることで、方法論を身につけることを目指しています。 具体的な学習の流れとしては、プレゼミ春学期で日本の西洋史研究の中心となった理論や方法論についての日本語文献を読みます。 そして、秋学期には、皆で英語文献を読み、本場西洋の論争に触れます。 また、3年生の本ゼミでは、英語文献の中から1人1章を選び、それを翻訳、要約し、皆の前で発表*議論をします。 また、長井ゼミでは、卒論にも力を入れています。2年生時から1学期に1回の中間発表を行い、研究の進捗を発表していきます。他の人の卒論に触れることは大変刺激になりますよ。 【長井ゼミの魅力】 皆さん、長井先生の講義を受けたことはありますか?受けた人は扱う範囲と長井先生の見識の広さを感じたと思います。 長井ゼミの魅力は自分の興味に即して様々な時代、国の歴史が研究できる雰囲気です! 長井先生の専門は19世紀のフランス史、つまりフランス革命後の共和政期です。 しかし、ゼミ生の専攻分野は時代、国、分野の全てで多岐に渡ります。現在のゼミ生の卒論テーマは、時代としては、13世紀から20世紀まで、国としては、フランスを始め、イギリス、スペイン、ポルトガルなど、分野も歴史理論、文化史、社会史と本当に個性豊かです。 私自身、卒論テーマ案が16世紀スペインのユダヤ人史→19世紀南フランスの文化史→フランスのユダヤ人史と変わってきました。 このような、時代も国もバラバラなテーマを許容し、自由に動けるのは長井先生の見識と心の広さ、ゼミ生のフランクさのお陰だと思います。 まだ研究範囲が決まっていない人、先生の専門分野に自分の興味合わない人は長井ゼミでゆっくり自分に向き合ってみませんか? もちろん、フランス近世史近代史をやりたい人も大歓迎です!若手フランス史研究者のホープである長井先生に丁寧な指導を受け、幅広い卒論テーマを持つゼミ生と刺激的な議論をすることができますよ。
by history-sophia
| 2013-12-11 10:55
| 教員・学部ゼミ紹介
|
アバウト
カレンダー
最新の記事
カテゴリ
記事ランキング
外部リンク
検索
リンク
☆大学・大学院公式サイト
上智大学 上智大学文学部 上智大学史学科 Sapientia会(大学院史学専攻運営) 上智大学史学会(公式HP) 上智大学史学会(公式X) ☆史学科教員個人サイト 仮定された有機交流電燈(北條勝貴) ☆史学科名誉教授個人サイト 残照の古代ローマ(豊田浩志) ☆歴史系サークル Sophia History Club(公式X) ☆図書・論文検索サイト 上智大学OPAC CiNii Books 図書検索 CiNii 論文検索 上智史学 電子ジャーナル 紀尾井論叢 電子ジャーナル 紀尾井史学 電子ジャーナル ☆その他 SGHアソシエイト(富士見丘中学校高等学校) ライフログ
***
|
ファン申請 |
||